女性ドライバーも活躍できる！主婦の配送体験記

こんにちは！ロジネクトです。

弊社への求人のお問い合わせで、「女性でも配送ドライバーとして働けるか」といったお声をよくいただくことがあります。「男性の力仕事」という一般的なイメージがあるのか、不安に思う方もいらっしゃるようです。

しかし、現に沢山の女性ドライバーが配送の現場で活躍しています！

そこで、参考までに女性ドライバーとしてはじめて配送を実際に経験してみた主婦の方の体験記を、今回はぜひご紹介させていただこうと思います。

はじめまして。私は35歳の主婦で、普段のお仕事は在宅ワークのパートをしています。
友人が10年以上運送業の仕事をしていて、たまたま「1か月間の短期のアルバイトがあるよ。」と声をかけていただき興味があったので働いてみようと思いました。
その手記を今回こちらにご紹介させていただきます。よろしくお願いします！

【実際にやってみた！】女性ドライバーの配送体験談

1日の流れ（09:00-13:00）

9:00 →荷物を積んだ車に乗っている社員ドライバーさんと私の自宅前付近で合流

↓

ドライバーさんと合流後すぐにお荷物を個人宅に配送

↓

13:00　→終了

高層マンションの【時間指定】の際の必殺技！

私が配送体験した12月は、クリスマス・年末と大忙しなので、荷物の量も午前から午後13時まででトラックに積んであったのは150個以上！（トラックのドアを開けるともう天井までびっしりでした）
その中で、午前指定の荷物をまとめ（社員さんが既にまとめておいてくれた）、いざ配達。

高層マンション内での時間指定の荷物が10個以上あった場合、初めてのマンションで見慣れないエレベーターの数に戸惑いました。
【時間指定】の荷物はほとんどが、冷凍・冷蔵なものが多かったため、早く届けなくてはいけない、時間も間に合わせなくてはいけない、それなのにエレベーターの数が8個以上。はじめはパニックになりました。

そこで、私が身に着けた【時間指定】を間に合わせるための必殺技をご紹介します。

高層マンションのため、各お部屋へ行ったり来たりする分時間だけが経ってしまうので、先にエントランスにあるインターホンを鳴らすという技を覚えました。

お荷物10個を同じマンション内で配る場合、ひとまず、10件分のお客様のインターホンを鳴らして、在宅確認をするのです。
ただ、最初にインターホンを押す1件目の方から、最後の10件目までのお客様まで在宅確認にも時間はかかります。
なので、事前にお客様にお伝えするのです。
「他のお客様のお荷物もあるので、数分後にお届けします」と‥。
これが、なんと効率よく配れるのです！

また、この時に注意した点は、例えば連続10件在宅確認する際、最初のほうに鳴らしたご在宅の訪問先がエントランスのドアのオートロックを解除して開けてくれますが、せっかく開けていただいたのに私はまだインターホンのところで連続で在宅確認を続けているため、最後のほうに鳴らしたお家がご不在だった場合、その時にはもうドアが自動でロックされていて入れなくなってしまいます。

私は思わず、時短のため足でつっかえをしてロックがかからないように体を張りたくなりました（笑）が、再度在宅しているお家にインターホンを鳴らし、もう一回ロックを開けてもらって配送しました。

それと、なんといってもエレベーターの間取り図を覚えることが一番大事だと感じました。
その理由は、間取り図を覚えることで、荷物をスムーズに届けることができるからです。
間取り図を覚えていないと、エレベーターを間違えて、お客様を待たせてしまうことがあるからです。

【不在・宅配ボックス】のあってはならないミス！

初日にしてミスをしてしまいました。
それは、宅配ボックス。
宅配ボックスがあるマンションはお客様が不在でも宅配ボックスに荷物を入れることができます。

しかし、私は、荷物=宅配ボックスOKという認識でいたため、荷物に書いている大事な文字を見落としていたのです。
【冷蔵】と書いてあることを。

それを気づかず宅配ボックスにいれ、ポストには不在表に「宅配ボックスにいれています」と記載した紙を投函したのです。

社員ドライバーさんに、「お客さんは居たかい？」と聞かれ、居なかったので私は「宅配ボックスにいれてきました」と伝えたところ、社員ドライバーさんに「冷蔵の荷物でしょ！だめだよ～取りにいかないと！」と言われ、真っ青になりました。

覚えていた暗証番号を入力し荷物を取り出すことに成功しましたが、大切な荷物に何事かあったら大変なところでした。
以前、ロジネクトさんのブログで宅配ボックスの記事で「冷凍・冷蔵が必要な生ものは入れない」というのを読んでいたのに、うっかりしてしまいました！

▼その参考記事：
【ドライバー（配達業者）向け】タイプ別・宅配ロッカーの使い方＆注意点をご紹介！

最後に、これから始めようと思っている女性の方へ

最初の慣れない頃こそミスがありましたが、どんどん慣れてくると配送を楽しめるようになる自分がいました。
初めて荷物を配達するお客様や毎日お荷物が届くお客様、必ず決まった時間にエレベータの中で会うお客様、色々なお客様がいらっしゃいますが、皆さん必ず声をかけてくれるのです。
暖かい飲み物をくれたり、飴玉をくれたり、届いたばかりの荷物の中から調味料をくれたりと‥。
本当に優しい方ばかりで、その方の笑顔をみると明日も頑張ろうという気持ちになりました。